荒船山

独特な山容が特徴的な二百名山 荒船山(1422.5m)

荒船不動尊にて、曇り空で少し肌寒いなか軽く準備体操。バスで固まった身体をほぐして出発(10時45分)。

登山口から「熊出没注意!」の掲示を気に留めつつ、沢を渡って星尾峠で水分補給(11時35分)。コゴメウツギ(小米空木)、タツナミソウ(立浪草)、クワガタソウ(鍬形草)など山野草に詳しい先輩に教えてもらいながら進みます。途中傾いた橋にオドオドしたり、長い木の階段でハァハァ。花のようなフデリンドウの種に驚き、ササバキンランかササバギンランかの違いを聞いてうなづき、千葉ハイは花の勉強にもなります。途中から霧が濃くなってミスト状の道。その霧に包まれた森の中、突然目の前に赤い花の群落が…クリンソウ群生地! 凄い数のクリンソウが見事に咲いていました。霧の中を進むと艫(とも)岩展望台に到着(12時35分)。視界は濃霧で遮られ、期待していた眺望はほとんど望めません。転落しないよう注意しあいながら、景色を想像しました。荒船山は、長い船が荒海を渡るように見えるのでその名がついたと言われ、艫岩は200mの絶壁でとても印象的な山岳風景を展開しているはず、なのですがすべては霧のなか…でした。各自昼食を取り、集合写真を撮って下山開始(13時15分)。下りは同じコースを歩き、星尾峠で休憩(14時5分)、荒船不動尊に無事到着(14時40分)。快晴ではなかったものの暑過ぎず、気持ちのいい山行となりました。          石原 ゆき 記

コースタイム

荒船出世不動尊登山口 (50) 星尾峠 (60) 艫岩展望台 (50) 星尾峠 (60) 荒船出世不動尊

平成29年6月18日 参加者27名 

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