2016年01月 森と森をつなぐ道 笠森観音へ

2016年 初歩き 森と森をつなぐ道 笠森観音へ

数日前は初雪がちらつくほどの冷え込みで、早朝の寒さに負けじと中高年のワカモノ?達は目的地に向かって三越前を出発する。千葉長柄町の旧跡巡りは、六地蔵からのどかな田園地帯を経て武峯神社へ。古びた長い石段を登ると標高176mの鬱蒼とした権現の森の山頂に祀られていた。自然林の森は野鳥の宝庫だそうです。田園地帯を過ぎ眼蔵寺へと歩く。境内は梅園が美しいとの事だが満開には早く数輪が花開きほのかな匂いに暫し和み、春の予感を感じる事が出来た。単調な車道歩きだが、途中集落の豪農ぶりのそのたたずまいが未だ現存していることが驚きでした。歴史ある神社それらと共に集落を育んできた自然に触れて重要文化財の笠森観音へと、尾根道の参道より鐘楼の音に導かれるように山門へ。観音堂は、四方懸造りと云う構造で大岩の上に建てられ、京都の清水寺と同様だそうです。霊場らしい雰囲気を漂わせ境内には仁王門、六覚堂があり本堂の上からの景観は素晴らしく、帰り道には名木の三本杉、芭蕉の句碑を見る事が出来、多少に関わらず芭蕉と同じ空間に立つ事ができ感動でした。

帰途には車中で美味しい松竹梅で乾杯! 今年も一年楽しい山歩きになります様。 椎名 美枝子 記

コースタイム 六地蔵前 (30) 権現の森 (40) 眼蔵寺 (30) 自衛隊通信所 (50) インフオ―メーションセンター(30)八重垣刑部神社 (90)笠森観音

平成28年1月17日   参加者 20名

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