- 2019-5-21
- 2019年度(山行報告)
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桜の季節に高野山と九度山を訪ねて
4/21(日) 東京駅9:03発世界遺産の聖地高野山に向かう。極楽橋を経由して15:00宿坊着。海抜900mなのに暑いほどのお天気のなか大門まで散策する。桜や生け垣のアセビは満開で高野槇が高く繁っている。大門を見ると高野山に来た実感が湧いてくる。金剛力士像は迫力があり、生き生きとしている。宿坊着16:50。
4/22(月) 6:00朝の勤行。宿坊発7:50。10分程歩き金剛三昧院に着く。多宝塔(国宝高野山で現存する最も古い建立物)、経蔵等重要文化財も多く樹齢500年の6本すぎは力強い。8:45高野山真言宗総本山金剛峯寺着。豊臣秀次自刃の間、壁が総金箔の間、白砂と花崗岩で龍を表わした躍動感ある石庭見学。檀上伽藍9:45着。集合写真を撮る。金堂、仏像の背面も見られる根本大塔見学。三鈷の松は松葉が三本という珍しい松で、枯れた葉が1つ落ちていた。奥の院一の橋10:40着。橋の前で合掌一礼して弘法大師御廟まで2kmの参道を歩く。老杉と20万以上の苔むした墓所や供養塔に圧倒される。宗派を問わない寛容さがすごい。中の橋12:10着。昼食を摂る。奥の院前バス亭13:10発。女人堂13:30着。徳川家霊台13:45着。霊宝館14:20着。霊宝館は、本館自体文化財で高野山内の国指定文化財を収蔵している。自由見学後宿坊着。 加瀬 貴子 記
4/23(火) 朝宿坊からバス、ケーブル、電車を乗り継ぎ九度山駅下車。九度山、慈尊院を目指し駅前より出発。弘法大師は月に九度は必ず高野山より山道を下って慈尊院へ母公を訪ねられたので、九度山と称す。高野山表玄関、道しるべの町石道、百八十基の起点(1町約109mごと)が慈尊院から始まる。私達も町石道を辿り、九度山163町石付近の展望台へ。急斜面に日本一の富有柿の木々、眼下に紀ノ川、両岸の町並みが一望でき絶景。往路を下る。道の駅「柿の郷くどやま」で昼食後真田昌幸、幸村が閑居した屋敷跡を見学。六文銭の杖が刻まれた門をくぐると大輪のぼたんの花が彩やかに咲いていた。九度山駅まで戻り新大阪へ。品川、東京駅で解散。 松坂 正子 記