- 2016-9-4
- 2016年度（山行報告）, 山行報告
- 平ケ岳
- 2016年0８月 平ケ岳 はコメントを受け付けていません
越後三山の南端、池塘が山頂に点在する百名山 平ケ岳（２,１４１ｍ）
まだ暗い午前4時に、前泊した伝之助小屋を出発。雨が降る中、マイクロバスで中ノ岐林道終点まで向かった。5時15分着。ガイドさんから簡単なコース説明を受ける。雨はすっかり止んでいた。5時30分に中ノ岐林道をスタート。10分ほど岩場を歩き、名水が湧き出る沢を木橋で渡り、五葉尾根に到着。朝食を食べて6時30分に再び登り始める。いきなりの急登が2時間続き、途中にある手作りの案内に『急登 残り○○分 めげるな』など、励ましの言葉が添えてあって心の支えになった。眺望がすばらしく、越後駒ヶ岳を眺めながら、ムシカリ（オオカメノキ）の赤い実やツルリンドウ、リョウブ、ミツバヒヨドリ、オヤマリンドウ、イワショウブ、キンコウカなどの花々にも出会えた。玉子石分岐に8時45分着。記念撮影をし、姫の池分岐を9時25分に通過、平ケ岳山頂に10時到着。池塘が美しく、ゆっくりと景色を鑑賞したかったが、山頂手前から降り出した雨が強い風とともに吹き付けてきた。山頂では集合写真を撮り、休む間もなく10時10分に下山開始。雨は次第に土砂降りになり視界は完全に遮られ、足元がとても滑りやすく慎重に下山した。途中で雨具を着用し、立ち休憩で昼食を摂り、バスの待っている林道終点の登山口に13時5分に到着。登りは約4時間、下りは約3時間のコースタイムで、全員無事下山した。
石原 ゆき 記
